乳児湿疹 4カ月 ステロイドの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
生後4か月ぐらいから乳児湿疹が出てきて、病院で薬をもらったが、ステロイドは塗りたくないという事で「漢方薬で根本的に治したい」と来店されました。病院ではアルメタ、コロイド、ワセリンを処方されているそうです。
便秘気味の傾向があり、咳、痰も溜まりやすい。顔・膝・肘・関節が紅くなり、痒みが酷いようで掻いてしまい、一部はジュクつきが見受けられました。
お母さんの食生活は揚げ物、味の濃い物が多く、また、よく噛まないで食べる事があるそうです。
中国医学的には『血熱旺盛』、『食積湿熱』と考えられます。その為、体の熱をとってくれる漢方、消化吸収を助けてくれる漢方をおすすめしました。
1か月ほどしますと、体全体の赤みがだいぶとれてきたという報告を受けました。局所的にまだジュクつく部分が見受けられますが、少しずつ「熱毒」がとれてきているようです。
痒くて掻く回数も減ってきているそうですが、まだ痒いようです。関節の赤みも大分とれてきており、顔の部分の赤みが残っている状態です。
引き続き飲んで頂いております。
皮膚科の漢方薬の場合は苦い味の物が多くなり、飲み辛いのですが、多くの方は頑張って飲んで下さっている為、よくなられている方が多くいらっしゃいます。
皮膚の疾患の場合は食事、漢方薬、外用のスキンケアで良くなってくる方が多いです。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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